つやげん通信
つやげん通信 -2022年06月
2022-06-15
毎日毎晩の業務、お疲れ様です。
春が過ぎ、梅雨の季節となり、これから暑い夏が近づいてきます。
現代社会と江戸時代をよく比較しますが、扇風機やエアコンのない
江戸時代の人々はどのように夏の暑さに対応していたのでしょうか。
例を挙げると、薄着をする。団扇で扇ぐ・冷たい物を食べる・打ち水をする
風鈴で涼やかさを演出する・滝など涼しい場所に行く・簾で影を作るということで
暑さをしのいでいました。涼しむための方法は、様々だったようです。
一方で、その暑さをあえて積極的に迎え入れる風習もありました。
現代では、寒い冬に飲用されるイメージが強い甘酒は、夏に盛んに飲まれていたそうです。
江戸時代の人々は、熱々の甘酒を飲むことで汗をかき、涼をとっていたのです。
今は、冷やして飲んでも美味しいそうです。
(前田町で明治初期創業の岩満麹屋さんの甘酒は、美味しくてお勧めです)
現代人は、暑ければ暑さを嫌がり、寒ければ寒さを嫌がります。
晴れても日差しを嫌がり、雨もまた嫌がる心の癖はないでしょうか?
江戸時代の人々のように、暑さを楽しむ工夫をして、
健康第一・安全第一で、暑い夏を乗りきってまいりましょう。
代表取締役 小田浩司